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・李公麟筆 五馬図巻より第2馬
・李公麟筆 五馬図巻より第3馬
台中博覧会
開催期間:2025年7月4日~6日
出品ギャラリー:晴山藝術中心
中国北宋時代(11世紀)の文人画家である李公麟によって描かれた五馬図巻より
第2馬と第3馬を絵から立体に起こす試みを行いました。
五馬図巻には、西域から北宋の皇帝に献上された素晴らしい馬たちが5頭描かれています。
各馬の良い特徴を描き手がデフォルメしている箇所もあれば忠実に描いている部分もあり
どの馬も非常に魅力的です。
2024年に制作した第1馬は、絵の馬とモデルとなっている実際の馬の違いが気になり
絵の馬と実物の馬を比較する試験的な作品を制作しました。
今回は、実物の馬との比較は叶いませんでしたが、
制作技法には、仏像制作に用いられている寄木と割矧造(わりはぎづくり)を使用しました。
5頭が並ぶまで、あと2頭となりました。
いつか、李公麟が目にした皇帝に献上されるほど素晴らしい馬の
モデルを目にしてみたいものです。
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